砂糖と三温糖の違いを徹底追及!色ゆえに招く大きな誤解が発覚!

砂糖を買う時に疑問に思いながら、今までスルーしていたことがあります。

砂糖売り場に、三温糖というものが置いてあるのですが、三温糖ってなんなのでしょう??

袋の上から触ってみると質感は同じような感じですが、色が全く違います。砂糖は白いけど三温糖は茶色です。

ちまたで言われているのは、砂糖より三温糖のほうが健康に良いということですが、

  • 砂糖と三温糖の違い

を調べてみると、面白いことが分かりました。

 

ダイエット中は砂糖を使用する量に気を遣いますよね。また、種類も体に良いものをとり入れたいものです。砂糖選びの参考になると思いますので、今からお話しますね!

それでは一緒に見ていきましょう。

 

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砂糖と三温糖の違いは何?

砂糖(上白糖)は体に悪い、と聞いたことはありませんか?だから、自然の色に近い三温糖を使っているという人も少なくないようです。

どちらも同じ砂糖ですよね。なにがどう違うのか気になったので、

  1. どちらが健康に良いのか
  2. なぜ三温糖は茶色なのか

などについて調べてみました。

 

ちなみに、一般的に砂糖と上白糖は同じものを示します。

上白糖が砂糖と言われるワケはこちらに詳しく書いています^^

上白糖と砂糖の違いをご紹介!江戸時代の呼び方にヒントがあった!

 

それでは、調べてみたことついて詳しくお話しますね。

 

1.上白糖と三温糖はどちらが健康に良いの?

三温糖は白砂糖より茶色いのでその色ゆえに、”あまり精製していなくて自然のものだから体に良い”というイメージが強いように感じられますが…

  • 全くの誤解

です。

栄養素の数値上は、三温糖の方がミネラル分がわずかに多く含まれています。

しかし、その含有量は微量です。砂糖は大量にとるものではありませんから、ミネラルを補給するほどではありません

 

農畜産業振興機構ではこのようなことが記載されています。

砂糖に含まれるミネラルという点から考えてみると、ミネラル分に当たる灰分の含有量は、

グラニュー糖や上白糖が約0.01%(ほとんどゼロに近いといってよいでしょう)であるのに対し、三温糖は約0.25%ですので、

三温糖がグラニュー糖などに比べミネラルを多く含んでいるのは事実です(表)。

しかし、100g中に0.25gという量を大さじ1杯(9g)中の量に直すとわずか0.02グラムにすぎません。

牛乳1本(200ml)中に含まれるカルシウムが約200ミリグラム(0.2g)であることを考えると、

砂糖にミネラルの摂取源としての役割を期待するよりは、野菜、果物、海藻などミネラル豊富な食品を十分摂取する方が効率的だといえます。

引用元:独立行政法人 農畜産業振興機構

このように、上白糖と三温糖のどちらかが健康に良いということはありません。

三温糖は製造過程を見ると、上白糖と同じ“車糖”に分類されます。糖液を濃縮して純度の高い砂糖としてできあがるのが上白糖です。

その最終段階としてできあがるのが三温糖ですので、糖液に微量に残ったミネラル分を一緒にすくってしまいます。そのため、ミネラル分の値が上白糖(砂糖)と比べて高くなるのです。

三温糖は自然に近いからではありませんし、ミネラル分が多いとはいえ大きな意味はないと思います。

 

また、カロリーは100gあたり

  • 上白糖:384kcal
  • 三温糖:382kcal

と差はありません。

 

また、もう一つ上白糖(砂糖)について大きな誤解があります。

上白糖の白さは漂白をしているから体に悪いという誤解がありますが、それは

  • 製造過程と成分によるものなので上白糖は白く見える

ということが分かっていますので安心してください。

上白糖は漂白しているという噂の真相はこちらに詳しく書いていますのでご覧ください^^
上白糖と砂糖の違いをご紹介!江戸時代の呼び方にヒントがあった!

 

2.なぜ三温糖は茶色なの?

三温糖の色は茶色ですので、自然に近いと思われがちですよね。ですが、製造過程を見てみると真逆だということが分かりました。簡単に言うと…

  • 三温糖は上白糖をとった残り液を煮詰めたもの

ですので、焦げて茶色に見えるのです。

 

砂糖の製造過程について農畜産業振興機構の白い砂糖と三温糖の違いという記事にこのようなことが記載されています。

工場ではグラニュー糖などの白い砂糖が先にできます。

残った糖液にはまだ糖分が残っていますので、再び煮詰めて結晶を取り出す工程を繰り返します。

このような工程を繰り返すうち、加熱が続くことで糖が分解し、糖液に茶色い色が付いていきます。この糖液からできるのが、三温糖です。

引用元:農畜産業振興機構 白い砂糖と三温糖の違い

 

このように、早い段階でできるものほど純度の高い砂糖になり、”もうこれ以上は砂糖ができない”という最終段階にできるのが三温糖です。

茶色は濃縮を繰り返したために、糖が分解してついたものです。つまり、砂糖を焦がしてつくるカラメルと同じ原理でついたものなのです。

 

ちなみに、三温糖の名前の由来は、

  • 明治初期に香港から輸入していた車糖の分類

だと言われています。

明治初期の車糖は「五温車糖」「四温車糖」「三温車糖」に分類されていました。

3回濃縮したものが「三温」、4回濃縮したものが「四温」と呼ばれていましたが、現在では「三温」の呼び名だけが残っています。

 

砂糖と三温糖はどのように使い分けるの?

砂糖によって料理の見た目や味が変わります。使い分けることによってワンランクアップした料理ができあがりますので、砂糖と三温糖に適した料理を簡単にご紹介します。

 

砂糖(上白糖)は、三温糖より純度が高いので味にクセがありません。

  • パン、菓子類、アイスクリーム、飲料など

どの料理にもあいます。

三温糖は、精製工程から生じる加熱による色合いや甘さが強くありますので、

  • 煮物・佃煮など

に適しています。コクを出したい料理に使います。

 

砂糖の素材の特徴を活かすと料理はさらに美味しさを増すのですが、”この料理にはこの砂糖”というものでもありません。

 

それでは、これまでのお話をまとめますね。

 

まとめ

砂糖と三温糖の違いは何?

砂糖と三温糖のどちらかが健康に良いということはない

三温糖は上白糖をとった残り液を煮詰めたものなので茶色

砂糖と三温糖はどのように使い分けるの?

砂糖:三温糖よりクセがないのでどの料理にも合う

三温糖:色合いや甘さが強くあるので煮物・佃煮など

砂糖より三温糖は体に良いというのは、全くの誤解だということが調べてみて分かりました。

三温糖は砂糖(上白糖)を作ったあとに、原料が残ってもったいなから煮詰めて再度砂糖を作ったものということです。

だから、焦げて茶色になったのであって自然の色ではありません。

 

ダイエット中だと使える砂糖の量が限られますよね。使うなら体に良いものと思うのは当然だと思います。

もし、そのために三温糖を使っているのなら、砂糖の種類を変えてみるのもいいかもしれませんね。

今回の砂糖と三温糖の違いについての記事が、お役に立てると幸いです。

 

 

雑学
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