きび砂糖と三温糖の違いをご紹介!色は似てても中身は別物?!

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ひとくちに”砂糖”といっても、白いものから茶色いものまで、いろいろな種類がありますよね。

また、茶色の中でも種類がありますよね。例えば、きび砂糖三温糖とか…

色が似ているので、「この2種類って何が違うの?」と思っちゃいますよね?

 

ちなみに、きび砂糖と三温糖に対する印象をネットで調べてみると…

  • きび砂糖:自然に近い色をしているから良さそう
  • 三温糖:なんだか、白い砂糖より良さそう

という、見た目による期待感を持っている人が多かったです。両方の砂糖は同じような作用があるのでしょうか。

 

今回は、きび砂糖三温糖は、どのような違いがあるのかをお話ししていきますね。それでは、一緒に見ていきましょう。

 

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きび砂糖と三温糖の違いは何?

きび砂糖と三温糖は、両方とも原材料はサトウキビです。色も同じような茶色をしているので、差がないようですが…

  1. 製造工程
  2. 成分

などの違いがあり、別物です。

どういうことなのか、ひとつずつお話ししますね^^

 

1.製造工程がまったく違う

きび砂糖と三温糖の「色」は似ていますが、製造工程をみると違いは明らかです。

  • きび砂糖:精製途中の砂糖液を煮詰めて作る
  • 三温糖:砂糖液を精製して、何度も煮詰めて作る

など、このように全く違うものです。

 

日新製糖に、このようなことが記載されていますのでご紹介しますね。

三温糖は完全に精製された砂糖液から、白砂糖やグラニュー糖などをくり返し作った後の液を結晶させて作ります。

三温糖の色は、精製の工程で加熱をくり返すことにより付いたものです。成分も白砂糖とさほど違いません。

これに対し、きび砂糖は精製途中の砂糖液を、そのまま煮詰めて作ります。そのため、さとうきびの風味とミネラルが活きています。

引用元:日新製糖

この通り、三温糖精製された砂糖液を、何度も煮詰めて出来上がったものです。

「白砂糖をとったあとの糖液はまだまだ砂糖がとれそうだな~」という、”もったいない精神”のたまものような砂糖が三温糖なのですね。

 

この逆で、きび砂糖は、完全に精製を行わない砂糖液を煮詰めて作られています。

ちなみに、完全に砂糖液を精製しない方法は、さじ加減が難しいそうです。精製をしなさすぎると、”えぐみ”が残ってしまうし、精製をしすぎると栄養や風味が損なわれてしまうとのことです。

 

きび砂糖と三温糖の色にはこんな違いが!

三温糖ができあがる工程から分かるように、その色は…

  • 精製された砂糖液を、何度も煮詰めるから付いた色

であって、自然の色ではないです…。

 

その逆で、きび砂糖は

  • 精製途中の砂糖液を、そのまま煮詰めるから付いた色

であるので、ミネラルを含んだ色になります。

 

自然に近い色という意味では、きび砂糖の方です。三温糖は数回加熱されたことによる、「カラメル色」をした砂糖なのです。

 

三温糖について、こちらにも書いていますので見てみてください^^

砂糖と三温糖の違いを徹底追及!色ゆえに招く大きな誤解が発覚!

 

このように製造工程が違うので、色の付きかたや成分にも違いが出てきます。では次に、成分について見ていきましょう。

 

2.製造工程の違いによって、砂糖に残っている成分が違う

先ほどお話ししたように、きび砂糖と三温糖は同じサトウキビを原材料としていますが、製造工程に違いがあります。

そのため…

  • きび砂糖:サトウキビ本来の風味が残り、ミネラルも多く含まれる
  • 三温糖:精製により甘み以外をそぎ落としている

などによるため、含まれている成分はきび砂糖の方が多いです。

 

きび砂糖の成分をご紹介しますね。

熱量396kcal
炭水化物98.8g
ナトリウム10~30mg
カルシウム10~35mg
カリウム142mg
マグネシウム3~20mg
リン1.1mg
0.15~0.45mg
0.05~0.30mg

 

引用元:日本製糖

きび砂糖は、黒砂糖の次にミネラルを多く含んでいると言われています。

 

逆に、三温糖完全に精製されて、甘味以外をそぎおとしている砂糖液を使用しているので、ミネラルなどの栄養素はほとんど期待できません…。

 

農畜産業振興機構にこのような記載がありますので、ご紹介します。

砂糖に含まれるミネラルという点から考えてみると、ミネラル分に当たる灰分の含有量は、グラニュー糖や上白糖が約0.01%(ほとんどゼロに近いといってよいでしょう)であるのに対し、

三温糖は約0.25%ですので、三温糖がグラニュー糖などに比べミネラルを多く含んでいるのは事実です(表)。

しかし、100g中に0.25gという量を大さじ1杯(9g)中の量に直すとわずか0.02グラムにすぎません。

牛乳1本(200ml)中に含まれるカルシウムが約200ミリグラム(0.2g)であることを考えると、砂糖にミネラルの摂取源としての役割を期待するよりは、野菜、果物、海藻などミネラル豊富な食品を十分摂取する方が効率的だといえます。

引用元:独立行政法人 農畜産業振興機構

このように、きび砂糖と三温糖では成分に違いが現れます。

では、このような違いのある砂糖は、使い分けると良いのでしょうか?次にお話ししますね^^

 

きび砂糖と三温糖はどのように使うの?

きび砂糖も三温糖も、砂糖の代わりに使うことができます。

  • きび砂糖:サトウキビの風味とミネラルのコクは和食と好相性
  • 三温糖:煮物や佃煮など、味にコクを出したい料理と好相性

です。

きび砂糖は、先ほどお話しした製法により、”コク”のある砂糖です。また、三温糖は何度も煮詰められているので、”加熱によるコク”のある砂糖です。

両方に共通している「コク」を活かせる料理に使用すると、料理のワンランクアップが狙えると思います。

ですが、必ず使わなければならないものではありませんので、お好みで良いのではないでしょうか。

 

私の体験談

甘味砂糖と大差がありませんので、ケーキやクッキーなどのお菓子づくりにも使えます。ただし、色が付いてほしくないお菓子作りには不向きでした。

ホイップクリームに使うと、なんとなく薄茶色のクリームになります。

また、ゆず茶を作った時は茶色が色濃く出てしまい、ゆずのキレイな黄色を出すことができませんでした…。

ですので、素材を活かしたいときは、砂糖グラニュー糖が向いています^^

 

それでは、これまでのお話しをまとめますね。

 

まとめ

きび砂糖と三温糖の違いは何?

きび砂糖:精製途中の砂糖液を煮詰めたもの

三温糖:精製後の砂糖液を繰り返して煮詰めたもの

色の違いは…

きび砂糖:精製途中のミネラルが多い砂糖液の色

三温糖:精製後の砂糖液を何度も煮詰めたカラメル色

成分の違いは?

きび砂糖:ミネラルが多く含まれる

三温糖:精製により、成分がほとんど含まれない

きび砂糖と三温糖はどのように使うの?

煮物や照り焼きなど

コクを出したい料理やお菓子

素材を活かしたいものには不向き

今回は、きび砂糖と三温糖の違いについてお話ししました。

両方は似ている色をしていますが、製法や含まれている成分の量に違いがあります。色だけで「自然に近い」とは言えないことが分かりました。

 

きび砂糖はミネラルが多いとはいえ、砂糖を大量に摂取するものではありません。あまり気にしすぎることでもないのかなと思います。といいながら、私は、きび砂糖を普段使いの砂糖にしています。

何はともあれ、くれぐれも、お互いに砂糖の摂り過ぎには注意しましょうね!

 

 

 

雑学
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